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ある主婦の徒然草

図書館大好き主婦の読書メモと日々の記録

働き方改革

雨の日が一日置きでやってきて、「明日は日差しが強くなるでしょう」というお天気お姉さんの言葉に一喜一憂してしまう毎日です。
昨日はその「強い日差し」という言葉を真に受けて、うっかり半袖で挑むも意外と気温が上がらず暑さへの気合いが空回りしました(笑)

毎度のNHKニュース、゛けさのクローズアップ゛で最近話題の長時間労働についてやってました~

自分は完全に長時間労働から遠い存在ではありますが、自分の夫や息子達にとって今後どうなるものか、とても気になるところであります。

いままで、さんざん夫の休日勤務についての鬱憤をここで垂れ流してしまいましたが、ワタクシの考えには解決策について全く振れてなかったですね(^◇^;)
文句を言うなら解決案の1つや2つ挙げときなさいよ!としかられても仕方ないかも。

 

buchbesprechung.hatenablog.com

 

実はワタクシも記事に鬱憤を放出するときに、一応は考えるんです。でもなかなかこれという現実的な提案ができない。
言うことだけ言って、そのまま放置も何なのでワタクシのネタのソースでもある、”けさクロ”を紹介します。

少子化にともなって、いまの就職市場では労働力の確保が重要になっているよう。
そこでどの企業も自社の利点をアピールに力を入れるわけだが、なかでも労働時間に関しては労働力の確保で1番要となっている部分だ。
どの企業も自社の休暇システムや残業対策についての説明に自然と熱が入る。

残業時間の削減については、実は以前から問題になってましたね。
残業できないから自宅に仕事をお持ち帰る、家に帰る前にカフェやファミレスで仕事をするー

家で帰りを待つ者に取っては、結局は帰りの遅い家族を待つはめになる。
会社なら残業にかかる経費(電気水道など)は会社持ちだけど、お店で仕事するとなると何か頼まない分けにはいかないからまたお金かかるし・・・
残業とは違うカテゴリーなのか、休日出勤して仕事を片付ける人も増えたりして。

つまり、残業時間を無くそうとしてただ闇雲に終業時間で社員を会社から追い出すのでは、根本的な問題は解決しないわけで、労働時間の長さ=仕事量の多さの部分まで考えをもっていかなければならない。

気遣いの人種でもある日本人は、そのサービス精神の旺盛さから他の国に比べて明らかに仕事量が多い気がします。

例えば、ドイツのスーパーのレジ店員と日本のそれとを比較してみます。

日本ではまずレジ店員は立っての業務が当然ですね。立っていて、場合によってはご老人や小さな子ども連れの親、臨月近い妊婦には精算の済んだ買い物篭をサッカー台にまで運んでくれる。始めは、「そこまでしなくても・・・」なんて恐縮していたのに、いつの間にか割と当然のことのように思われてます。
良いことだと思う一方で、サービスの安売りになりはしないかと、お節介ながら考えてしまいます。

いっぽう、ドイツではまずレジ店員はレジ仕事オンリーなため、基本座っている。(それゆえかレジ店員の肥満率は100%近いきがする笑)日本の様な買った物を詰める、サッカー台そもそも無くて、レジの延長上に買った物が貯められるちょっとしたスペースがあり、そこに貯められた自分の荷物を自身で買い物袋に詰め込んでいく。
このシステムであれば、買い物かごの数は日本の約半分で済む。
最近に至っては、精算前と後ではかごの種類が違うとか、おもてなしの一環なのか効率のためなのかわからないシステムでさらに複雑化している様に思える。
ドイツでは例え客がか弱そうな老人だろうがお腹パンパンな妊婦だろうが、店員に取っては知ったこっちゃなく、彼らは彼らの仕事をするまでだ。
もし、手助けが必要な場合には椅子から立ち上がり重い物を運ぶ手伝いを買って出れば良いだけの話である。店員個人の判断で、店のサービス化にする事はないのだ。
日本人は気を遣いすぎなだけでは無かろうか。
明らかに困っているなら手助けすべきだけど、グレーラインな人達にまでサービス展開してしまうために、自ずと業務を増やしているのでは無いかと思ってしまう。
とりわけ、丁寧に接客使用とする余り、ものすごく遅い店員さんや、セリフ回しに気を遣いすぎて手順が間違っていたり日本語がおかしかったり、挙動が不審な人を見ると、「もっとサービスやおもてなしから解放していいから、ご自身のリズムで仕事をしてくださいな・・・」と言いたくなる。

これは主婦視線の、スーパーでの事だけど、同時にすべての仕事に共通するんじゃ無かろうか。

居酒屋さんの「はい!よろこんで!」にも、「できます!やります!何でも!」「やらせていただきます」精神は、日本のあらゆる技術のクオリティーを高めてくれる一方で、日本人の人間性を消耗させて痩せこけさせてるのではないでしょうか。

できないことを「できない」ということが、悪いとは思えません。
むしろ、できるかわからないのに「やらせていただきます!」というほうが、相手からすれば詐欺に近い行為では?

話は企業の長時間労働に戻って・・・。
とある企業のトップの成績を持つ営業職の男性は、一日に何本もの商談を掛け持ちし、最後の商談は16時はじまり。しかし勤務時間は17時。どう考えても大切な商談が1時間で済むとは思えない。実際彼が会社に帰ってきたのは19時過ぎだった。
勤務時間と社員の仕事を管理をする課長は、彼に残業するときは前もって残業申請を出す様にと忠告した。
この残業申請システムは、最近の大手企業に取り入れられているものらしく、トヨタホームではかなり徹底したものとして紹介されていた。

前に書いた会社では、上司が個人的に口頭などで超過勤務を忠告していたが、トヨタホームでは「ブラック事業所認定?イエローカード」が出され、3枚溜まると「レッドカード」となる。
冗談のようなシステムだが、パソコン使用を18時までに規制して18時になるとパソコン使用ができなくなる、20時には会社の電気がすべてシステムダウンするなど徹底していた。
そのシステムの構築もすごいけど、ここまでしなければ家に帰らない日本人の精神構造自体がもはや不気味ですらある。
ちなみに、トヨタホームでは、このような労働の環境的な対策だけではなくて、給料システムにも長時間労働規制を取り入れている。
今までは「成果」によってのみボーナスの割合に高低があったのを、「成果」と「勤務時間」によってボーナスの支給割合を変えたのだ。
長時間働いて成果に繋がるのは当然。今は短い時間で成果を上げる事が要求されている。

専門家は、昔の日本では長時間働いて、良い物を作ることが善しとされてきた。しかし、それは人口が多い時代の話であって、人口の減っている現在では長時間労働で良い物を作る事が必ずしも善いとは言えなくなっている。
これから求められるのは、短時間で効率よく生産性を上げることーであると・・。


それが難しいんだって!!

簡単にできたら、ここまで社会問題になってないわ!(笑)

そう考えると、そもそも日本人の、なんでも自分で抱え込んでしまいがちな精神改革から始めなくてはいけないのではないだろうか。