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ある主婦の徒然草

図書館大好き主婦の読書メモと日々の記録

日常にひそむ鳥肌ものの恐怖

何が怖いって、やっぱ生きてる人間っしょ…

トリハダ

トリハダ

5年以上前から話題だったんですなっ。
今になって知りました(汗)
世にも奇妙な物語が大好きで、毎シーズンの特番を楽しみにしていたワタクシ。

しかし、最近やりませぬ( TДT)
フジテレビ、いろいろ変わったんかな。

奇っ怪なのが好きで、週末夜な夜なミステリーを観て発散してたけど、こんなワタクシの好みにどストライクな番組があったなんて!

もしかしたら、ビデオ屋さんで目にしてたかもだけど、幽霊もののコーナーに並んでたから勝手にお化けさんが出ると思ってスルーしてたんだな(´д`|||)

奇っ怪な物好きだけど、小心者故、お化けさんが主役なのはNGです。
心霊怪奇現象は消化できないから観たくない。

でも、トリハダには決まり事があるようで、
⚫お化けさんなど心霊現象を出さない
⚫音響などで恐怖心を煽らない
⚫極力無駄な演出をしない
など、「人間の業の深さゆえの不可思議な現象」の作品なのがもうキュンキュン💘(変態か)。

メインストーリを谷村美月さんが演じてて、要所々々に短編ストーリーが組み込まれている。
回を増すごとに怖さもストーリーの巧妙さも増してきて、一気読みならぬ一気観してしまった。

ちょっといっちゃってる系の女性が、幽霊じゃない生身の人間な筈なのに、表情とか全く読めなくてメチャクチャ怖い‼

とくにトリハダ5から出てらっしゃる、笹野鈴々音さんの演出といったらっ、もう!!
怖いんだけど、またあの表情を拝みたくなる。
なんというか依存性をもつホラー女優さん。
彼女が演じないなら、観るかいがないよってくらい。

無駄な演出を一切排除しているゆえに、リアリティーのあるむき出しの恐怖が観る者を襲います。

そしてすべてのストーリーは、どこか寓話のようで、゛こうゆう悲劇はあなたのすぐそばに、いつでもあるんですよ゛的な、゛あなたもすでにその引き金を引いているんじゃないですか゛みたいな含みを感じさせます。

(以外弱冠ネタバレ)
例えば、社会人としてなかなかうまく立ち回れない。みんなは当たり障りなくうまくやっている。簡単な報告書すらうまく仕上げられない。上司は自分のミスにイラつき攻撃してくる。でも仕事は辞められない、やらなきゃならならない目の前の仕事もどうしたら良いかわからない。
ああ、もうどうしたらいいんだ…。
あれ?今上司の大事な写真シュレッダーしちゃったきがするぞ。ヤバイ、もうこれ以上怒らせられない。どうしたら許して貰える⁉
なにか、なにか自分のなにかを犠牲にするしか、そうだ、ここに手を入れて…そうすれば赦してくれるだろうか…ガガガガ…

同調圧力が強く、強いものの雰囲気に屈してしまいがちな我らには切腹という自己犠牲がありましたね。
詫びをいれるためには簡単に自分に刃を向ける精神を揶揄しているのだと思った。

そうゆう、現実に則したエグいストーリーがめじろ押しです。

こうして自分には無関係だと思っているから、面白半分でみてられるけど、あなたにもこんな悲劇や恐怖が訪れますよー、と言われてるようなもん。

いやだ!お化け屋敷すら入れないのに(涙)
スイマセン、スイマセン!面白半分で観ましたです!

と、心のなかで叫びつつまた次の話を観てしまう…

そう、それが人の常、人の業なんで…。