ある主婦の徒然草

本と映画が好きな主婦の備忘録

蒸籠じゃないよ星籠だよ。

なぜだろう…無性に中華ちまきが食べたくなる…。

DVDの表紙をみて、一瞬生田斗真かと思いました。実際は玉木宏でした。
このDVDを観る前に、ジョブチューンで広瀬すずにみとれていたら、映画に姉さんが登場しましたよ(笑)
この姉妹は本当によく映画など活躍してるな~✨
そういえば、美人姉妹の女優といえば石田ゆり子 ・ひかり姉妹じゃんねぇ、なんて思って観ていたら中盤から石田ひかりもでてきましたよ(笑)

なんか自分のなかでいろいろリンクする縁が深い映画だな~と思ってたら、福山市が出てきて…あれ?あれれ?これはもしや、し、島田荘司先生の作品ではー!!と遅まきながら気づきました。

だいたい、ミタライと聴いたときに即、島田荘司と思い浮かばないのが残念なところで、実際あれほど有名な御手洗潔シリーズで映画化されるのが遅すぎなんです‼
(御手洗もミタライとかカタカナにされたら、別人だと思うっしょ‼)

そんなワタクシの弁明はどうでもいいとして…

小説が原作の作品の映画化ってすごい博打だと思うーそう激しく思わせる作品です😅

そもそもこの『星籠の海』は分厚い単行本上下巻もの。そのボリュームからしても、なぜこの話を二時間弱の映画にまとめたかったのかも激しくなぞ。
島田荘司の別作品じゃあダメだったんか…。

島田荘司さんといえば、本格ミステリー。そして新本格派育成にも携わる方。
恥ずかしながら、ワタクシ過去にとある賞に駄作を記念応募したことあります( ; ゜Д゜)
ミステリーばっかり読んで、なんか自分も1つくらい書いてみたら、その後の小説の読み方や視点が変わるかなーと。
書いてみてわかったのは、読むより書く方がメッチャ難しい(当然!笑)
でも、構成を考えながら読んだり書いたりすると、ただ読むだけよりはずっと作品に浸れるし、楽しめる🎵
まあ、生まれてはじめてかいたミステリーはビックリするくらいつまらなく駄作もいいとこなんだけど、恥を忍んで自分を表現するのもまた気持ちがいいもんで(笑)

ワタクシの駄作の話はどうでもよく、
このお話し、原作を読んでないからなんともなんだけど、ちょこちょこ構成の段階でアレレ?と興醒めしてしまう箇所がありまして。

あらすじはこう。
御手洗シリーズの続編を狙い、編集者の女性(広瀬アリス)がなぜか作家じゃなくて脳科学御手洗潔(玉木宏)のもとを訪れる。
未解決事件の資料を幾つか提示して、御手洗の気に入った事件に乗り込み、そのストーリーを続編にする計画実行中。
その資料の中で、御手洗が選んだのは年に何体もの死体が流れ着く興居島、別名゛死体島゛だった。

死体島は瀬戸内に位置する小さな島で、事件という事件はなく、ただ身元不明の死体が流れ着くだけ。
しかしそこは゛時計仕掛けの海゛と称されるほど、独特な海底地形が生み出す不思議な潮の流れがあった。
御手洗はこの海流を逆再生させて、死体の流れを遡る。すると…島田荘司氏出身、ばらのまち福山、じゃなくて広島県福山市に繋がるではないか!

死体の出所の大元、福山市ではまさに今、外国人女性変死事件が起きたところで、御手洗はさっさとその場で謎解きする。さらに、最近事件が起きて帳場がたっていることに気づいた御手洗は、そこにも自ら踏み入れていく。
それは、゛居比家誘拐殺人事件゛。
青龍の滝つぼで居比夫妻と4ヶ月の赤ン坊がみつかる。二人は長さのちがう2本の棒にそれぞれ結びつけられ、夫は目を、妻は口をひもで縫い付けられていた。そして二人の目の前にはラップでグルグルまきされた首の折れた赤ン坊の死体が…😱😱😱

原作ではもっと、星籠の歴史的な部分が掘り下げらるてたんだとおもう。
ヒューマンミステリー好きのワタクシはもうちょい人間ドラマを掘り下げて欲しかった。

ネタバレになるから言えないけど、
事件の核になる、゛赤ん坊の死゛にいたる部分にものすごく違和感を覚えるんです。
これはワタクシが、曲がりなりにも母親であり、主婦だからとにかく100%あり得ないことなんです。
もちろん、母親じゃなくてもそうゆう行動をとる人はまず居ないとおもう。
だから残念ながら感情移入できなくて、置いてきぼり感が凄かった。

玉木宏は格好よく、要潤の最後の方の体を張った?演技も面白かったけど、評価がイマイチなんだよね。


あと、これはつまりある人物の復讐劇な訳なんだけど、復讐の矛先にもやっぱり違和感が…。
独身時代に観たり読んだりしていれば全く感じなかったんだけど、人の親になった今はどうにもこうにも、すんなり受け入れられない感があります。
それくらい、ワタクシも揉まれてすれたのかも😜

とにかく、はっきり言って親の子に対する愛と子の親に対する愛は別物です。
同じ愛で、深さもあっても親からと子からの愛情は次元が違う。
それを混同させるとちょっと興醒めしてしまうので注意かも…と考えさせられた作品だった。