ある主婦の徒然草

図書館大好き主婦の読書メモと日々の記録

究極の人間関係それが夫婦

親しき夫婦にルールあり☝💫

夫婦のルール

夫婦のルール

夫婦シリーズ第3段?(シリーズだったんか?)

曽野綾子さんと言えば、わりと男らしいズバズバっとした発言で世間をお騒がせする方…
または、聖心女子大学卒業生ということで、ワタクシも実は同系列の中高に通っていたから、遠いパイセンになるのか(ならないか~笑)。

なので、勝手に親い印象を抱かせていただいてます。

ご主人の三浦朱文さんは先日亡くなってしまいました。
作品が芥川賞候補にもなった作家ですが、残念ながらまだ読んでませんm(_ _)m
夫婦対談形式の本作で、とても頭のよい楽しいお人だなと思いました。
話すことすべてが、ウィットに富んだユーモアに溢れているのに、そこに真実がちゃんとある。
こうゆう人とゆっくり話したら、さぞ愉しかろうな(笑)

そんな文化人夫婦の、結婚生活を楽しく共に過ごすために役立つお知恵をちょいと拝借本です。

そこは、流石に作家二人。
多少、世間の常識からはみ出してたりするけどそこはね(笑)

例えば、妻の文句なんてものは夫へのアイラブユーみたいなもの。お互い赤の他人だったわけだから、いいか悪いかで判断するんじゃなくて、各々の゛違い゛と認識しておく。そしてむしろそれを楽しむくらいがいい。

それから、三浦さんのいうことには、夫婦喧嘩では夫が勝ってはいけません。
男と女なら、男の方が断然論理的だから。
女性は感情の生き物。もうパッションで仕事や家事をし、パッションをみなぎらせて育児をしておる。
たまに、パッションがはじけて自分でもコントロールできないイライラに苛まれ、夫に喧嘩を吹っ掛けるかもしれない。(夫のがパッションな夫婦もいるけどね)
そこへ、男性らしい理路整然と正論をぶちかまされたら…あたいの、このあふれるパッションどーすんの😫
そして、行き場を無くしてますますモヤモヤ。
自分のなかで燻らせるか、友達に愚痴るか、夫の金で散財してやるか…。
とにかくあまりいい解消は見込めないと思う。

旦那さんは、パッションに支配された憐れな奥さまを、温かな目で見守ってほしい。できれば。
その時はあれこれ暴言吐いたり、手当たり次第物を投げたり暴れん坊さんでも、数時間~数日たてば旦那さんの気持ちに感謝するはず。
そしたら、晩酌のビールが発泡酒からリアルビールになってたり、好物を出してくれたりするんじゃないかな。

それから、妻としての曽野さんの言葉は、とても しっくりきて印象的だった。
曽野さん曰く、
「昭和30年代半ばから世の中が虚偽的になってきた。社会の状態が良くなってから、嘘っぱちが蔓延して、きれいごと跋扈するようになった」と。

そう!そうなんだよ。
ワタクシは昭和も平成よりの生まれだけど、なんだか生きにくいんだよな~って小学生から思ってた。
なんか、大人はさ、見え透いた嘘つくじゃん😣
子どもには「嘘つきは泥棒の始まりだ!」なんていっておいて、自分等は「嘘も方便だ」とのたまう。

子どもながらに違和感ビンビンだった人、結構いるのでは…。

世の中、嘘ばっかですよ。

曽野さんは、こうゆう危険な世間の風潮にのまれてはいけないと、息子さんにたいして積極的に、意図的に嘘をついたそう。
なんでもかんでも鵜呑みにしてしまう恐ろしさを、戦争で日本人は知ったはず。
なのに、忘れ上手な日本人は、すぐに鵜呑みな社会に逆戻りしてしまう。

美談にのまれないように、当たり前と言われることこそ疑う感性が大事なんじゃないですかね。

それから、海外によく行かれる曽野さんならではの体験談で、帰国後に行きつけのマッサージ師から
「体が柔らかくなってますね」と言われるんだとか(笑)
ワタクシも、海外に住んでいたとき、持病の肩凝りと頭痛が無かった。花粉症からも解放されてすごく快適で健やかだったんですな。

日本は治安がよくて、人間も親切で、常識的で…
そう。確かにそうなんです。
ですが…なんというか…

息苦しい!😵😵😵

両肩にのし掛かる、いい人間で在らねばならないプレッシャー。
常識という、緊箍児(きんこじ。孫悟空がお釈迦様によって頭にはめられたあれ。いかにも頭痛を引き起こしそうなヤツ)が、ワタクシのこめかみに食い込んで、キリキリと締めつけてくる…。

頑固な肩凝りと、しつこい頭痛😖💥

日本の「斯くあらねば」という思想が、見えない呪いみたいに心身を蝕むんじゃないかと。

もちろん、だから外国がいいわけじゃない。に
日本には日本の良さだってあるから。

でも、もう少し真面目な緊箍児を緩めたら?
って思いますよ。

余談だけど、日本の雑誌ってワタクシなんだか気味が悪く思うんです。
とくに、ファッション雑誌とか主婦向けのとか。
あれを店で見かける度、なんだかもやっとしていたんだけど、先日やっとその正体がわかった🙌
あれこそ、゛斯くあらねば゛を植えつけてくる本体なんだわ!
゛丸の内OL風のシンプル1週間コーデ術゛
やら、
゛男の子ママでも大丈夫!かわいいフェミニンコーデ゛とか、゛ママ友とのつき合い、こんなときどうする?マニュアル゛とか…。

なんでも型にはめたがる。
あたかも、そうゆう型にはめといた方が無難だし、楽だからみたいね。

三浦さんも曽野さんも息子さんには、
「人とは違うことをしなさい」
と、そこは厳しくしつけたそう。
人はみんな違うから面白く、互いに学べるのであってみんなが似たような動きをしてしまっては、動きその物が停滞してしまう。

社会を「斯くあるべし」という流れに操作しようとするメディアには、簡単になびかないこと。
そして流されないこと。

ワタクシにとって女性向け雑誌は、理想の女性なり 、妻なり母親を作るための「教科書」にしか思えない。

みんな「理想の~」が好きだけど、結婚に理想は禁物!とお二人も言ってます(笑)
「斯くあるべし」思考を棄てれば、自ずと理想も無くなる。
あぁ、なんて楽なんでしょうか(*´∇`*)

ワタクシは決していい妻でも、いい母親ではないです。
中身が子どもですから(*_*;
でも、そんなワタクシの姿から息子たちは人間というものを学び、夫はより忍耐強くなり鋼の精神力を手に入れるでしょう。

もし、ワタクシがすばらしい妻で母親だったら…
息子は未来の嫁さんに完璧を求め、いい人間しかこの世にいないと勘違いするかもしれない。
夫は自分の事を出来なくなって、どーしょもないオヤジになりさがるかもしれない。

自分をよく知り、自分でありつづける。
「いい妻、夫」であるより、自分の好きに生きる。
「いい親」であるより、自分の人生を生きること。

それこそが、夫婦という究極の人間関係を気持ちよく長持ちさせる秘訣なのでは?
そして、本当の意味の゛生きる力゛を子どもの中に芽生えさせてやる方法なのでは?

などと、都合よく解釈する😜