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ある主婦の徒然草

図書館大好き主婦の読書メモと日々の記録

さらしくじらに酢味噌

さてもわたくしと肴の趣味のあうお二人ざんす…

センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

昨日から、祖母の誕生日を祝うべく実家に帰っております(^-^ゞ

祖母のお祝いにもかかわらず、酒好きな父とわたくしはビールもそこそこに日本酒へgo🍶🎶

食卓には、たらの芽の天麩羅、サーモンマリネ、ヒレカツに鯵と鮪の刺身たち。。
それらを眺めているうちに、酒の肴がいい感じに登場するアノ本が頭に浮かんだ。

川上弘美さんの『センセイの鞄』は、就職した辺りで出会った本だった気がする。
産後めっきりアルコールに弱くなったわたくしだけど、当時はお酒大好き❤

冒頭から、いきなり行きつけの居酒屋で学生時代の恩師と出会うこの作品は、酒好き活字好きにもってこいな代物だ(笑)

゛マグロ納豆 、蓮根のきんぴら、塩らっきょう゛
そして、酢味噌が添えられたさらしくじら。

はぁぁ~( ´Д`)なんという神チョイス😚✨✨
真っ昼間から一杯やりたくなってしまうではないか‼🍶🍶

主人公ツキコさんはたしかアラフォーで、センセイこと松本春綱先生もそれなりのお年。
なのに、ふたりの間で繰り広げられる恋物語はなんだか高校生の物より歯痒くてみずみずしい。

それなりに歳を重ねた者同士だからこそ、お互いの心の機微に慎重で、進展もかなりゆっくり😅

若者の恋愛みたいな、爆発するようなエネルギーはないけど、ひとつひとつの言葉や動作に味があって非常に粋なストーリー展開になっていたと思う。

他の方のレビューでもあったけど、この作品の文章はとても美しくそれがまた読物の肴として、いい味だしとる👍👍

病み上がりのツキコさんが、リンゴを剥くところとか、蛍光灯を替えようとして怪我をするところから、独りぼっちを身に染みて感じ無性にセンセイに会いたくなるシーンがあるけど、個人的にはあの場面が一番好き💞(マニアック)

歳を重ねるほどにどんどんふたりの気持ちに近づいていける…。

だいたい、なぜこの『センセイの鞄』を思い出したのか…酒の肴以外の理由は、午前中みた王様のブランチでのとあるコーナーを観たからだと思われる。
確か、今をときめく芥川賞直木賞作家4名が自身の進める恋愛小説を紹介するもの。

僭越ながら、わたくしも画面越しに参加してみたものの、自身の恋愛小説読書歴の少なさにがく然とする(@ ̄□ ̄@;)!!
本好きなはずなのに、激しく選り好みをしていたせいでいままで恋愛小説に全く手をつけて来なかったんだぁぁぁ‼

だけど、唯一読んでいたのがこの『センセイの鞄』だったわけで…😅😅😅

自分のワガママで頑固な面ももう少しどげんかせんといかん❗と思うのでした(;・∀・)