ある主婦の徒然草

図書館大好き主婦の読書メモと日々の記録

フランス式子育て

 やっぱりフランスは個人主義が健在!!

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

 

 わたくしの息子2人はそれほど夜泣きが酷いとか、よく愚図るとかは無かったです。
育児をする上で手こずらされた記憶があまりないのは、彼らが大人しかったから?
はたまたわたくしが普段からボーとしていて気づかないからか・・・(汗)

著者のパメラはたしかアメリカ人で、旦那様がおフランスの方。
ある日レストランで、小さな子どもを連れたフランス人家族が子どもの食べこぼしや、
好き嫌いや、食べ物ポイッ!などに振り回されること無く、優雅に食事を愉しむ姿を目にして、なぜ自分の子どもとこんなにも違うのか愕然としてこの本を書こうと決めたそう。

確かにフランス人の、他人に簡単に振り回されない、確固とした自分像をもっていそうな姿は、なんだかかっこいいなーとよく思ったもんです。
ベルリンにいた頃、ドイツ人の個人主義も目の当たりにしましたが、同じヨーロッパでもフランス人のそれとはちょっと違って居た記憶が。。

まずヨーロッパでは赤ん坊は乳児から両親とは別の部屋で寝かされ、夜泣きをしてもよほどのことが無い限り放置します。泣いてすぐあやすのでは、赤ん坊は王様のように自分の要求を泣くことで通そうとするからという理由です。
寂しくても自分の欲求を自分の中で処理する習慣を、生まれてすぐから行うのがフランス流(ヨーロッパはだいたいこの考えが浸透しているそう)。

添い寝と頻回授乳が基本の日本とはえらい違いですわ。

(ちなみにアメリカも日本とかなり似た育児方式)

このシステムが厳しいのなら、日本人でもフランス(ヨーロッパ)式にしたって良いんじゃ無いかと思うけど、一つ問題なのは日本の家屋の壁が薄い事と、近年敏感になって居る幼児虐待を疑われるリスクがあるってことかな・・・。
それに、まだ何となく「泣いている子をすぐにあやさない=虐待」みたいな構図がある日本では、例え様子見であっても、子どもを泣かせたままにしておくのは結構勇気がいることなんですわ、母的には。

たとえば、最近よく思うのは”世のお母さんは、そんなに怒る必要があるのか?”って事。これはわたくしの事ですが、自分がなにか声高に怒っているアピールしている時って、だいたい世間様の目を気にするときだなって。
子どもがいたずらしていること自体は、危ないから?周囲の人に迷惑がかかっているから?くらいなのに、それを周りに聞こえるように怒りの演技混じりにいうのは、周囲の人に「しつけがなってない親」と思われたくない、とか「息子達が苛つかれる対象になって欲しくない」とかそんな理由なんでね。

そう考えるともう「怒る」というパフォーマンスに陥ってしまって、息子達にとってもなんか意味わからないおかんの演技見せられている様でわけわからないだろうし、自分も無駄にエネルギー使ってしまったような後味の悪さが残るという・・・。

フランスの子どもは、赤ん坊の頃からこのように大人のリズムに”あわせる”訓練を自然と積んでいるので、保育園や幼稚園に上がる頃にはそれなりの自制心も身についておると!フランス人は、結果的に子どもだからといって甘やかした結果、子ども達が自分の欲望をコントロールできずに我が儘放題になることのが”可哀想”だという。

その代わり、子ども達に怒りや恐怖で大人のルールを押しつけているのでは無く、きちんと理屈を説明する。怒鳴る叩くのでは無く、”フクロウの顔”といわれる威厳をもった顔(その時目を大きく見開くからフクロウ)で諭すのだそう(笑)

子ども同様、親だって子どものわがままや、意味不明のぐずりにふり回されるのイヤなんだよね・・・。さらにそこから派生する抑制不能のイライラも・・・。

この本は、自制心をはぐくむことによって、親も子も不毛なワーワーや、ガミガミや、ぎゃーぎゃー、イライラから解放できる一つのやり方を紹介している。
お国柄もあることだし、今の日本人母さんが明日からサクッと真似できるものではないかも知れないけど、こうゆう考え方で育児をしていく方法もありますよ~、よかったら取り入れて見てくださいね~的なものだと思う。

今の育児に悩んでいる人も悩んでいない人も、ちょっと息抜きに新しい風を入れるくらいの気持ちで、ぜひ♪