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ある主婦の徒然草

図書館大好き主婦の読書メモと日々の記録

その女の闇が深すぎてコワッ‼

いろんな意味でおなごは恐しやぁぁ((((((・・;)

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

このミステリーがすごい⤴⤴の確か2016だったかな…2015だったかな~
洋書部門で1位な記憶があります(間違ってたらすいません🙏)

基本、すごく人気なものを避ける傾向にあるわたくしですが、『その女アレックス』は気になってました😜
そんなとき、偶然叔母から譲ってもらいました✌

とてもチャーミングなパリジェンヌ、アレックス。
美人なのに幼少期からのコンプレックスがあって、それがまた彼女の魅力にもなっていて。。
ウィッグを小粋に身に付けたり、カフェで寛いだり🎵
と、どこにでもいそうなパリジェンヌの日常から物語は始まるんだけど、そんなアレックスに突然悲劇が❗
帰宅途中に見知らぬ男に拉致られるアレックス。

気絶していた彼女が目を覚ますと見知らぬ男が、日曜大工で作った中途半端な木製の檻に入れと自分に言う。

(;・ω・)???ン??

素人が作った怪しげな檻に入るのは、メッチャ気がすすまない…でも逆らえる雰囲気でも無し…
そう。アレックスは死にたくない。死ねと言われても死ねない深ーい理由があるんです。

そこからアレックスのハードボイルドかつ孤独な戦いが始まるのでした。。

以前に日本のミステリーサスペンスと海外のものの違いを書きましたが、本当に人間中心に書かれてます。日本の煮詰まった感じの人間関係とは全く違ったものだけど、フランス人のリアクションの大きさ?思いきりのよさに毎回心打たれ…いや、激しくショックを受けまくりました😨😱😨

耐え忍び、控え目であることが美徳の日本人と、自分の意思で動き、主張はわかりやすくはっきりと!がモットー(勝手なイメージ)の個人主義なフランス人の違いなのかな?

はじめは、拉致監禁される憐れなパリジェンヌの話かと思いきや、
ページをめくるたび、アレックスの奥にある闇の暗さと深さに震撼させられてしまう・・・・。
彼女のアグレッシブさも目を見張るものです👀
それはもう、ダイ・ハードジョン・マクレーン並のガッツの持ち主👍

本の帯には、『驚愕、逆転、慟哭、そして感動ー』とあり、さらに下には『101ページ以降の展開は、誰にも話さないでください。』とあります。
確かに後半の展開はとてもドラマチックでネタバレ厳禁だす😏
帯の謳い文句に一つ付け加えるなら、わたくしは『悲哀感』でしょうか…。
驚きもありました。
かなり驚きましたよ(@ ̄□ ̄@;)!!
でも読み終わったわたくしの胸は、悲しみでいっぱいでございました(涙)

レックスが主人公なのですが、もう一人の主人公でもあるカミーユ・ヴェルーヴェン警部もまた魅力的な人物です。
事件への熱いパッションの源は、人間への深い関心なんじゃないかな~なんて考えてしまいます。
以後、警部の隠れファン(なぜ隠れる??)のわたくしは、その後の『悲しみのイレーヌ』『死のドレスを花婿に』(これは警部関係ないのに💧)そして『傷だらけのカミーユ』と読み倒しました→ストーカー気質😱

『死のドレスを…』のを除くと、カミーユシリーズは橘明美さんの翻訳なのできちんとシリーズとして味わえます。
(訳者がちがうと、前後の話すら色が変わってしまうから危険⚠)
しかも、わたくしには橘さんの訳がとても心地よく、まるで原作が日本語のようにすらすら読めてしまう嬉しさ😚
翻訳もの=読みづらいというわたくしの図式を壊してくれた訳者さんです。

読むたびにいろんな意味で打ちのめされるわたくしですが、そろそろ新刊本の幻覚が見えそう…。