ある主婦の徒然草

本と映画が好きな主婦の備忘録

社員旅行って楽しいの?

夫が社員旅行から帰ってきた。
しかも幹事だったとか…。

社員旅行&幹事業、なんと恐ろしい響き😱😱
社員で旅行とか、縁の無い専業主婦で良かった。

仕事しているときも、(ワタクシ公務員だったんですが)当時、公務員のプール金問題で世間が騒がしかったんで職場の主任さんが旅行無くしてくれたんですわ。その時は「プール金で旅行してっ!とか言われたら嫌だしね」と言っていた主任さん、たぶんワタクシと同類だったのではないかと…
(そんな匂いがした気がしますわ)
あぁ、本当に助かった~

なので、
私、社員旅行は未だ体験したことないです。

旅行は一人でいきたい。
または家族だったら🆗👌

例え仲のよい友達でも、旅行はダメです。

うちはワタクシ以外全員男どもだから、たぶん旅先でもイライラしあうので、やっぱり一人旅か。

大学時代ドイツに1年間だけ留学していて、その間にとにかくいろいろ旅行しました。

もちろん一人で(笑)

ドイツ国内なら、宮本輝さんの『ドナウの旅人』に影響を受けて隣国オーストリアのウィーンからドナウ川の源と言われるドナウエッシンゲンまで。
プラハの春に影響されたときは、プラハも行った。

パリに行くのに夜行列車のって、大聖堂で有名なケルンで乗り換えたり…。

すべて一人。感動しても分かち合う相手なし。
怖いめにあっても心強く頼れる相手なし。

一人旅がつまらなくなったり、次は誰かと一緒に旅行しよ~と毎回思うのに、結局行くときになると一人で出発するまぐも。
そもそも、計画の段階からして他人を意識してないっていうね😅

協調性が皆無なんで、そもそも普段からひとと動くの嫌いなんですが、ゆえに社員旅行ってワタクシからすると拷問そのもので😨😨😨

仕事仲間って旅行に行くほどの距離感と違うんですワタクシには。
例えば同僚の中に気の合う人がいたとしたら、その人とは友人として旅行にいきたい。
会社の括りじゃなくて。

会社の全員ともれなく心が通じあってて、みんな友人レベルならまあ、わからなくもないけど、そんな会社あるんか!?

みんなで旅行出来る人からしたら、ワタクシはだいぶ変わったさみしいお人にうつるんだろうけど。

でも出来ないことはできない!(笑)

まる子の云うことに真理あり

「お姉ちゃん ついにまる子にあいそをつかす」の巻

長男が、図書館で借りてきたちびまる子ちゃんのDVDを観ている。

それを隣で観るともなくみていると、まる子とお姉ちゃんのやりとりに興味深いものを感じた。

内容はこう。
宿題も部屋の片付けもせず、お菓子片手に漫画三昧なまる子におかあさんは注意します。
しかし、そこはまる子、そう簡単には動かない。
おかあさんは一頻り叱ったあと、余りの手応えのなさにお姉ちゃんに助けをもとめる。
「お姉ちゃん、まる子の家庭教師してくれない?」
お姉ちゃんもちろん断ります。
「月3000円だすから!」
お金が絡めば…
お姉ちゃん、日給100円に若干不服そうだけどとりあえず🆗👌する。

ところが、もちろんはなから上手く行くなんて、お姉ちゃん本人ならず視聴者ですら簡単に予想がつくけど、本当に厳しかった。

端で聞いていて、このレベルの仕事で日給100円は正直ブラックでしょっ💦💦

お姉ちゃんが必死にスパルタで指導するけど(まる子の成績UP=お姉ちゃんの小遣いUP)、まるで指導が実になら無い妹。

Q 海にちかい村の仕事は?
まる子answer:商業
正解:漁業

Q 商店の人の仕事は?
まる子answer:そういえば佐々木のじいさんが木を植えたりしてるよね。
正解:物を仕入れたり売ったり整理したりする。


まる子が自分の頭で考えているのにたいし、お姉ちゃんは「教科書通りに進めればいいの!」という。

社会的にはまる子は問題児で、お姉ちゃんは優等生。

まる子は自分の頭で考えて、実行する力がついています。こうゆう能力を私たちはもっとつけていくべきなんじゃないかな。

日本は従順で、物事に追従する人が好評価されるからね。
そうゆうのがどんどん自分の首絞めてるって、いつになったら気づくのでしょう。

日本がいつの日か、本音を言うことこそが美徳で建前なんて相手に失礼な事であることと気づいて変わりますように…。

ちなみに、お姉ちゃんはまる子の家庭教師を2日で断念しました。
本音で生きる人のが、建前に勝つのでしょうかね(笑)
(いやいや、単にまる子が酷かっただけ。お姉ちゃんは頑張った👍👍)

死後離婚の是非

朝一番の、NHK総合にてやっていた特集。
『死後離婚』とは造語で、実際は配偶者が死んでいれば、義理の親族との関係は事実上なくなる。
それこそ義理の関係で、法的な拘束力なんかも0。

しかし最近は、『婚姻関係終了届』をわざわざ役所に提出してまで義理親族と縁を切りたい人が続出とか…。
そしてその数は女性が圧倒的に多いそう。

確かにね。
女性が男性の実家に入るっていうのもそもそも意味不明だよね。
見ず知らずの他人が、いきなり別の家に来て、
「はい。今日からあなたもうちの家族だから。」
なんて言われて、
「はい!よろしこでーす🎶」
って言える?思えるか?
向かえる方も違和感無いのか⁉

日本のクレイジー文化、未だ健在ざんす😩💨
ワタクシ、ホラーやシリアスな物語好きだけど、
日本のこの「嫁入り文化」が一番ホラーだと思います。

紹介された女性は、
自営業の長男と結婚したばっかりに、義両親にいびられる毎日。旦那が癌で他界してからは旦那の役割まで押し付けられさらに関係が悪化。
悩んだ末に『婚姻関係終了届』を提出したそうな。

やむを得ないよね。
だって、義両親は旦那の親でしょ?
もし関係が良かったら、舅姑が嫁さんを大切にしていたら、その家の家業を支えようって嫁さんは思うはず。それをいびり倒しておいて、義理がなんだと赤の他人の嫁さんに甘えすぎてるんじゃないかな。

この事について、街角インタビューがあり、
みな口を揃えて、
「義理がなってないよね」
「なんか冷たいよね…寂しいというか」
「長年一緒に居たのに、その結果が離れるっていうのもね…」

っていうけどさ!
そもそもインタビュー対象が老年の方々しかないのもどうかと思うし、是非を聞いてるはずなのに否定的な内容しか放送してないのも、゛義理で人の心を殺す日本の美しき文化゛なのかもしれなくて、思わずゾッとしたぞ😱😱😱😱

そうゆうさ、
「義理が無いよね」とかほざくじいさんに限って死んだら嫁さんに『死後離婚』され、だめ押しで『婚姻関係終了届』出されて、これまでの結婚した事実ごと葬られるタイプだと思う、うん。

一方で、そういって
「義理が~人情が~」とかいってヘラヘラしてられる人間の鈍さに痛~く感動してしまうまぐもでした。

ちなみに、ワタクシも「嫁入り」して同居もしてますが、義母は苦労した世代なようで、こんなふざけた嫁にもかかわらず大切にしてもらってます😌✨✨

結婚自体は悪くないと思う。
家族が増えるのは単純に心強く、世界が広がるしメリットもあるから。
でも、それぞれがお互いを尊重しないと成り立たないのもまた「婚姻関係」。
じつはものすごく複雑な人間関係じゃないでせうか。

これから結婚考える人はその辺りもしっかり踏まえた上で、身を固めた方がよろしいかと。

夫婦のストレス

それなら、いっそ悪妻を選びますわ。

妻が抱える「夫ストレス」

妻が抱える「夫ストレス」

図書館で何気なく目についた本。
タイトルにインパクトあるなぁ(笑)

内容は、よくある無難な問題解決本というより、自分を楽にするための指南本。
だから、夫に対するストレスに
「まあ、大きな男の子と思って…」
とか、
「結婚前のお互いを思い出して…」
とか冗談みたいな戯言で誤魔化すものではないです。

例えば、夫に対してストレスを感じる妻は、今も昔も変わらず多い。
その原因について、著者は
「~らしいことをしなければならない、という考え方を一度やめる。すると、妻も夫もしなければならないことなんて何一つなくなる。」
と言っている。
つまり、「妻なんだから良い妻らしいことを、母親らしいことをしなければ!」と悩み、「男だから夫だから父だかららしいことをしなければ!」と互いに゛斯くあらねば゛的思考に縛られてイライラストレスを感じてしまうのだと😱😱😱

わかる、わかる。
ワタクシも自分がちゃんとした妻や母でないことなんて100も1000も承知ですよ。
でもそこに、
「妻なんだから~くらいしてよ」
とか、
「母親なんだから~くらいしとけば」などと言われると、その妻なんだから、母親だからという根拠はいったいどこに?と思います。

ワタクシのパターンでいうと…
料理に失敗したのも、子どものおむつの替えが少ないのも、すべてワタクシ、まぐものせいなのに、なぜここに「妻」やら「母親」の枠組みでくくられる必要があるのでしょうか?
役割でもって責められるんでしょうか。

ワタクシ少なくとも最近相手に、
父親なんだから~して」という理不尽なことは申してなかった気がします。
ワタクシだけなぜ、主婦業の責任を追及されるんでしょう。

鈍い頭をしぼって考えると恐らく…

ワタクシが責められるのは、相手にとって充分に役割を果たさなかったから。
そして、ワタクシが相手に何かを要求しなかったのは、相手がワタクシの求める以上の役割を果たしていたからーじゃないかと💫☝
ワタクシは自分にも相手にも期待してなかったし、役割を果たす事を望んでなかった。
相手は、家族にできる限り尽くそうと思って努力した。
その当りの行き違いで、そんな些細なことで夫婦とは揺らぐ関係なんだと思います。

男の人も社会で、職場で、自分の役割に縛られて、そのしがらみで多生なりとも窮屈な思いをしているからなのかも…?
役割に縛られている人は、自分も他人にも評価が厳しくなる傾向があるのか。

日本人はとりわけ、役割と責任にがんじからめなんだなと思う。
日本の義理や人情は、時に欧米諸国の信仰心と同レベルの拘束力、影響力がありますよね。
なかでも、「世間様の目」においては゛日本国の絶対神゛に君臨するレベル😨😨😨
この、「世間様」神は、恐ろしい拘束力で私達の言動から精神までも厳しく取り締まります。
日本人にとって漠然とした神様の天罰よりも、この「世間様」神の制裁のがよっぽど恐怖なんですな。

だから、人から批判されるような、後ろ指刺されるような行いは命に関わると、幼い頃からの刷り込みで魂に刻まれてしまっている。
好い人であることもまた、自己防衛術なのかもしれないです。

でもちょっと待って!
好い人でなけりゃいけないことはないっす!
もし、゛そうあらねば💦゛と思い込んでいる人がいたら、冷静に立ち止まって考えてみてほしい。

著者は、自分を「妻、母、嫁」から解放してみたら、と提案します。とりわけ、理想といわれるタイプの「妻、母、嫁」ね(笑)

夫もまたしかり。
お互いを役割から解放してやる。
そして、お互いもっと自由でいいんじゃないと。

妻は、もし夫が嫌いなら嫌いでいる自由もあることに気づくべき。そして、仲良くしたいならすればよし、無理なら嫌いと割りきって距離を置くでもよし。
すべては自由意思なんだと👍👍

ワタクシも、せっかく縁あって結婚したから仲良くしたいなと思ってました。
でも、でもでも。
どうしてもわかりあえない部分がある。
そりゃ仕方ない。

無理にわかりあう必要なくて、
一緒にいるそのときどきを楽しめるようにする方が、ずっとストレスなく過ごせるのかな、、
そう思いますた😄👌

夫も息子ふたりもワタクシも、
みんな自分の幸せの追求をしていけばいいんです。

それがお互い、心やすらかに生きれる最短ルートであり、つまりは『心の自立』になるのだから。

ソロモンは一体誰なのか

ソロモンの知恵は本当に幸せをもたらすの?

宮部みゆきさん=ワタクシの青春時代、といっても過言でないくらい中学高校時代は宮部さんの作品に浸った記憶がある。

「魔術はささやく」で、その吸い込まれるような世界観に虜となり、「龍は眠る」「火車」「蒲生邸事件」「理由」「模倣犯」と、作品が出る度に小遣いをつぎ込んで単行本を買って読んでいた。
(あの頃の自分が羨ましいぜ笑)

宮部さんの描く世界観って、独特で読み始めるともう、引きずり込まれるように物語の世界にはまってまう。
「蒲生邸」や「理由」なんて寝食忘れて、ともすると排泄すら度忘れして宮部ワールドにドップリ漬かってた記憶が…。

ネトゲ廃人とか批判の言葉があるけど、ワタクシの場合は、読書廃人ってヤツでして…(。´Д⊂)
ゲームとかマンガは打ち込むとわりと軽症の段階でも批判の対象になるのに対し、読書廃人は『読書イコール賢い子の趣味』みたいなイメージがあるのか、「本を読むなんてエライね」なんていわれて甘受されてしまう。
そしてついには症状を拗らせ、小説の世界でしか生きていけなくなる…😱😱😱

読書廃人の特徴👇👇👇
①本を読んでいる時間が1日の大半を占める。
②本を読んでいる時は生き生きした目をしているのに、現実世界に戻ると死んだような目になる。
③次に読む本がないと、不安で落ち着かなくなる。
④自分の本当の現実は、小説の中にこそ在る。

話は『ソロモンの偽証』へ変わって…(やっと)

舞台が中学校なので、主人公はじめ殆どが難しいお年頃。
主人公藤野涼子が、この作品の中核である゛学校裁判゛を起こすに至ったきっかけは、クリスマスに転落死した一人の風変わりなクラスメイトだった。
彼は自殺したのか?それとも突き落とされたのか?

この事件を機に、涼子の周りを見る目が変わる。
学校での痛ましい出来事に対する教師や親の反応。
欺瞞や誤魔化し、責任のなすり合いばかり。
みんな自分や自分の子を守ることしか考えてない。
涼子は思った。このままじゃ、なにも知らされないままじゃあ卒業できない。
大人になんてなれないーと。

そこで考えたのが、「学校内裁判」
このクラスメイト転落死に関するあらゆる証言をとりあげ、真実を追求すること。

関係者は嘘と事実の狭間で、激しく揺れ動きながらも裁判は真実へと進んでいく。

読んでいて思ったのは、結局人は自分の為に動いている(生きている)ということ。

良かれと思ってしたことが、ひょんなきっかけで不幸に転じてしまう…。
自分の意思でコントロールしていたはずの事が、気づけば別人に操作されていた…。

よく在る悲劇。だけど、まずは人の欺瞞より自身の欺瞞に気づくべきなのかも。

いい人も悪い人も、みんな自分がそうしたいからそうやっているだけ。

親切な人は親切にするのが好きだから。
真面目な働き者は、真面目に働きたいから。
意地が悪い人は、たにんに意地悪するのが好きだから。
人を悲しませる人は、悲しむ姿をみたいから。

みんな自分がそうすることがすきだからしてるだけ。
逆に、したくないことをずーと絶え間なくし続けられる人なんて、余程エキセントリックな精神構造してなきゃ無理なんじゃないかと思う。


凡人なワタクシは、単純に読書したいから゛ただ本を読んでいるだけなんです゛(笑)

涼子は、徐々に学校内裁判での偽証の本当の意味を知ります。
それは、大人達の見て見ぬふりで埋もれそうになった切ない真実…。

中学高校時代、私達は真実に敏感だったんじゃなかな。ワタクシはやたら大人の知ったかぶりとか、欺瞞を敵視しておりました😜💦

あれからいろいろあって、現在は見て見ぬふりがそれなりにうまい大人になった気がする。
でもこれが゛自分を守る゛ということ。

真実が1つしか見えなかったティーン真っ只中とは違って、現実に横たわる幾つかの結果から真実を見つけ出せるようになった。ただそれだけ…

と、いうことにしときましょ。。(笑)

孤高の民俗学者

一風変わっていても、美貌の教授になら踏みにじられたいかも…

凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉 (新潮文庫)

凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉 (新潮文庫)

民俗学と言えば、柳田国男遠野物語…かっぱや、座敷わらし…云々。

一見ファンタジー的なお話の数々だけど、そのうらはダークな面々を併せ持つ、いわば日本版グリム童話な印象あります。
もちろん、全く別ものですけど(笑)

ぼうや~よいこだねんねしな~♪
で始まる、まんがにほん昔話で育ったワタクシには
かっぱや座敷わらしや何かしらの神さまにはけっこう馴染みがあり、聞けば懐かしくほっこりするメンバー達。

しかし、北森鴻さんの蓮丈那智フィールドワークシリーズは、遠野物語のような幻想ファンタジーっぽさは微塵もなく、人間の営みや業の深さからおこる事件と民俗学的な現象を紐解く内容になっている。

シリーズ1から3まではオムニバス版で、そしてシリーズ4の邪馬台は一冊の本になっている。
邪馬台は、2010年に北森さんが急逝されてから、浅野里沙子さんが共同執筆して完成させたもの。

北森さんの学識の豊富さは本当に素晴らしく、そのすごさは巻末の参考文献の多さで納得できる(文献だけで二ページあるから!)
ミステリーとしての構成もしっかりしている上に、事件に付随する民俗学的なテーマもちゃんと確立している。
というか、トリックやなんやよりも民俗学的知識の大波に、読者は飲み込まれっぱなし🌊

さっそうと、波に乗ってみたいところだけど、こちらが無い頭を振り絞った考察も、主人公である蓮丈那智の冷徹な美貌に一笑に付されて、
「その程度の想像力で、よくも民俗学ミステリー好きですなんて言えるね、キミ。Cマイナス」
な~んて、ドSな口調でいわれたりする妄想に浸る…(*´∇`*)

シリーズ5として『天鬼越』がだされたが、北森鴻の後継者としての浅野さんの評価はなかなか厳しいものみたい。
でも、北森さんの後を全く同じように継ぐのは無理に等しいかも。べつに知識の云々じゃなくて、作家の持ち味って、まるで指紋みたいに決まってるもの。
いくら、遺された素材やプロットがあったとしても別人が同じものを創るのは、アライグマになにも洗わせないくらい無理な話。

だから、ワタクシは北森さんが書かれた遺作しか読んでませーん。

久しぶりにページを捲って復習してみたら、ウーン難しい…内容がさ、ぎっしりパツパツでペラペラめくる程度じゃ理解できなくて、また読み込んじゃうという。😅😅

一度読んでるのに!?
きっと、読み込みが足りなかったのでしょう。
これじゃあ、また蓮丈先生に怒られそう(笑)

ワタクシの記憶に焼き付いているのは、
歴史学は線、民俗学は点のようなもの。」
という記述です。(たしかそんな内容だったはず)
確かに歴史の授業では年表あったよね。
なんでもかんでも時系列で…。
じつは、ワタクシ、歴史ちょっと苦手でした。
妄想はするんだけど、歴史ってなんかこれがこうなって、誰それがなにして…と、決まったかたちで進んでいく。
いつも思うわけです。
「本当にそうなの?誰かの思い違いじゃない?
または勝手に美談にしてません?」と。

でも、民俗学は考察の学問。
まず文献や時代背景と実際の人の話を聞き取り、場所を訪れて、考察する。
ひたすら、頭の中の知識と想像力を掛け合わせ膨らませる。
かなり孤独な作業ですわね。

しかも、独り善がりな妄想に生ってはいけない。
ちゃんとその仮説に結び付くプロセスの根拠も用意しなくちゃいけない。

蓮丈那智が、昼食のラーメンを啜りながら、助手の三國にたずねます。
「横浜から伝来したラーメンが、北海道で味噌ラーメンとなった経緯を調査するにはどのようなアプローチがあるか。」

まあ、天才民俗学者はきっとこんな感じなんでしょう。訊かれた三國くんにはきっとラーメンを味わう喜びを奪われただけなんでしょうが😢

事象には理由がある。それをあらゆる仮説に基づいて想像し、ときに実験まがいなこともして突き詰めていく。民俗学そのものがまさにミステリーなのだと思います。

ちなみに、ホームズ好きならきっとはまるはず(笑)

蓮丈那智=ホームズ、三國=ワトソンと分かりやすい設定なので。
恐ろしいほどの観察眼をもつ名探偵は得てして、世間の常識からかけ離れたお人で、それをサポートするように、常識が服着て歩いているタイプのお人が助手として付き添うタイプ多いですね。

このふたりも、教授と助手の関係でありながらかつ、謎解きでもそのポジション変わらない。
三國くん、それでいいのかい?
と、ワタクシ毎回思ってしまう😅

無理しない

無理しないでいるうちに、
無理できないお人になってしまった…。

無理しない

無理しない

『無理しない練習』など、こういった無理を押してがんばる人向けの、啓発本がけっこう多い気がする。
葉 祥明さんの『無理しない』という、この本を読むに至ったのは、今のワタクシとは別人なのかと思うくらいの生真面目な過去の自分のためでした。

小さい頃から、上昇志向の強い母の影響で、いつもモチベーションを意識してたワタクシ。
子どもにとっての動機付けなんて、お菓子とか玩具買ってもらうとかでいいもの。
でも、一人っ子のワタクシは、母からとても丁寧な説明つきの動機付けをされていたので、求められるレベルが高いこともなんだか子どもながらに納得して(つもりになって)やってたんですな。

小さな子どもにはなかなか、プレッシャーでストレスが多かったように思う。
極度に少食で慢性的に頭痛があったのも、自律神経が乱れやすかったからなんじゃないかな。

たとえば、ピアノがいい例でして。
4歳から始めたピアノでは、最初に出たコンクールで金賞をとってしまった。
ワタクシなら、まぐれだね~とか、まあいいせんすしてるのねー、位でちょっとお祝いしておわりにする。
でも母と先生は、゛将来その道に…゛と考えてしまった。

なんということでしょう。
その時弾きたいように弾いたら、勝手に将来のレールが敷かれてしまった悲劇。。

それでも、本当に才能があって本人もピアノを弾かずにはいられないほどなら、そのレールはとても有りがたいんだけど。
残念ながらワタクシには才能はなく、ただまぐれで入賞しただけだった…😱😱😱

努力?もちろんしましたわよ🎹
寝る時間を削って、徹底的に練習させられましたとも。

そのうち母の厳しいコーチも、先生のプレッシャーも本当に苦痛になってきた。
先生は弾きたい曲をひかせてくれない。
将来に役立つものを、親切にも?勝手にピックアップして発表会にとあてがわれて。

とにかく、むり。本当に無理なのに。

結局、ピアノは途中からなしくずしなダラダラで中2までやったけど、本当に嫌いになってしまった。

話が変な方行っちゃったけど、
よは、゛いつもつま先立ちして背伸びしてなさい゛
と育てられると、そうしているのが普通になってしまうんです。
いつも、ちょっと無理すれば出来るものを選んでしまう。

ちょっとの無理も、積み重なればすごい負担になってくるのに、背伸びの癖がついてるから次第に無理しないことに罪悪感を覚えるようになる…。

そうやって、ちょっと背伸び癖がついたまま大人になったワタクシは自分には難しいことや、無理そうなことも、何とか頑張れば大丈夫かもと手を出すようななりました。
結果、ある程度までは頑張れる。
でも、結婚に引越しを2回立て続けにして、更に職場を異動をし、新婚生活を送りながら慣れない家事と新しい環境での仕事が負担になり、ついに過労でダウンしました。ただの腎臓の炎症だったのに、全治1ヶ月以上かかり、職場での居心地も悪くなって結局退職のみちを選んだ。

つまり、逃げたんです。

でも、逃げて正解だったのかも。
あのまま続けてたら、きっともっと大切なものを失っていたんじゃないかと今になって思うわけです。

ちなみに、あれほど上昇志向のあった母は、体調を崩した私に一冊の本をくれました。
たしかその本にあった言葉に後押しされて、退職を決めた。
だから、大切なときに然るべき道を指してくれたのもまた、母親でした。本当に感謝😌✨

この本のはじめのところに、
『無理とは ことわり(理)がない(無) すなわちそれは そうならないようになっている、ということ。』
そして、
『そうならないのに そうしようとすることが 無理するということ。』
とある。

まだやれる、みんなやってる!だから自分も無理してでも頑張らなきゃ…
なんてやっているうちに、体が悲鳴をあげてついに限界を迎える。

だから駄目だよ。とこの本は言っているのじゃなくて、とにかく自分の限界を知りなさいー、といっている。
限界をむかえれば、自分の身の丈をしることができる。もう、無理するという自虐行為から抜け出せる。

ただ誤解してはいけないのは、嫌なことはなんでも避けるということで、頑張るときは頑張る。
普段から無駄な無理をしなければ、本当の踏ん張りどころでちゃんと力が発揮できるはずだから😊☝

指南本というより、メッセージ集でしょうかね。
詩のように、無駄なものをそぎおとしたシンプルな言葉で綴られてます。

疲れたからだと心に、癒しのメッセージ🌱
必要な方はぜひ。